ものづくりブログ~製造・技術~
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量産には欠かせない!機器を繋ぐ存在「ハーネス」の製作に迫る!
2021-08-04
こんにちは、担当Fです!
今回は、皆さんにもっと「ものづくり」に興味を持っていただくため、製造現場の取材をしてみました!
さて、今回取材をしたのは・・・
ハーネス製作現場 です!!!
ハーネスとは?
↑これが「ハーネス」!
ハーネスとは、機器と機器を繋ぐケーブルの役割をするもののことです!
ケーブルがまとめられており、ケーブルの先端には四角い部品「コネクタ」がついています。1つのコネクタに複数本のケーブルが接続され、束になっているんです…!
複数本のケーブルがコネクタに収まっていることで、
本来なら一本一本ケーブルを接続する作業をしなければならないところを、カチッとワンタッチで簡単に付け外しできるようになる優れものです( *´艸`)
早速、ハーネス製作現場に突入!
今回は、製造のNさんにご協力いただき、製作の様子をいちから拝見させていただきました!(*´▽`*)(ありがとうございます!)
さて、製作作業開始です。
Nさんの作業台には、いくつかピンが立てられカラフルな線が引いてある板が、置いてあります(゜o゜)
そしてNさんは何やら持っている様子です…
Nさんが持っていたのはケーブルが束になったものでした!
Nさん、それをピンに引っ掛けて・・・
束のうちの一本だけ引いて、違うピンに引っ掛けます!
他のケーブルについても同様にそれぞれ引っ掛けていくと、こんな感じになります。
ケーブルがカラフルできれいですね~!(*´ω`)
でも、いったい何のために引っ掛けてるんだろう・・・?
ちなみに、このケーブルは元から束になっていたわけではなく、「ケーブル一本一本をコネクタに差し込む」という作業もあります。
この差し込みが甘いと、ケーブルが外れてしまう恐れがあるため、必ず「コネクタにきちんと差し込まれているかどうか」を一つ一つチェックしています…!(`・ω・´)
他のケーブル束もピンに引っ掛けたら、
結束バンドを使ってこのケーブルたちを決められた長さにまとめていきます!
実は、「ケーブルを決められた長さでまとめる」ことがこの作業の目的だったのです!
ピンに引っ掛けて謎の形をつくっていたのも、このためでした!
接続先ごとに分けて、決まった長さでまとめていく。
こうしてまとめることで、ケーブルがごちゃっとせず、スピーディーに取り付けができるのです!(*'ω'*)